家賃なみの住宅ローンの落とし穴!

住宅ローンの返済額は今払っている家賃と同じぐらいであれば問題ないか?」

 

20年~30年かけて住宅ローンを払い終えて資産価値がほとんどなくなる

のが日本の現状です。

 

1、今の家賃が収入に見合った金額か?
そこに問題がある場合、その家賃に住宅ローンの返済額を合わせてしまうと借り
過ぎになってしまいます。

 

2、家を買った後に始まる出費は、住宅ローンの返済だけではありません。
固定資産税,火災保険の支払いも始まります、他にも増えるかもしれない出費はあるのです。
分譲マンションを買った後には、住宅ローンだけでなく、管理費、修繕積立金、
固定資産税,自治会費が発生します。
広告に書かれている計算には、これらの費用が含まれていないことがほとんどです。
光熱費も上がるかもしれません。学校や職場が遠くなり、ガソリン代や交通費が増えるケースもあり得ます。それから、子どもが大きくなって教育費が増えたとか、食費が増えたといった自然に増える出費もあります。
将来を見越したときに、今払っている家賃と同じ金額を払えるかという問題があるのです。
ですから単純に、例えば今払っている家賃が6万円だとして、それに合わせて住宅ローンの返済額を6万円に設定してしまうと、固定資産税などの増加分はオーバーしてしまうということです。

一戸建ての場合でも経年変化で、修繕費、リフォーム代が発生します。
最悪の場合は、住みにくくて、短期に建て替えをしたり、売却したりです。
しかし、こういうケースは、珍しくありません。(事例を紹介しています
単純にハウスメーカーの音楽やコマーシャル、営業に載せられてマイホームを夢見ると
落とし穴にはまります

 

3、家賃と同じ金額で考えてしまうと、逆に予算を少なく見積もってしまう可能性があります。
これは、今の家賃の金額に問題がないのかという事にも通じることですが、収入と支払い

能力から考えて、家賃と同じ金額が適正なのかどうかということです。
例えば、収入や先々の支払い能力を考えると、月々10万円の返済も問題ないかもしれないのに、今払っている家賃が6万円だからという理由で、住宅ローンの返済額も6万円に設定してしまう。
そうすると、選べるものが全然変わってきてしまいます。
月々の支払いが4万円違えば、予算に直せば1,000万円以上もの違いが出るわけです。
そうなると、選ぶ土地や建築をお願いするメーカー、設備、広さ、こういったものすべてで選択肢が全然変わってしまいます。

 

4、ローンの場合、返済額以外に、借り入れる際の諸費用が新築の場合、物件の5~7%
中古の場合、物件の7~10%かかります。

 

マイホーム購入5つの失敗

1,予算オーバーして、今後一生住宅ローンの奴隷、または少なく見積もりすぎて

一生後悔する予算の失敗

 

2,夏暑い、冬寒い低品質高価格の家で一生住むことになるハウスメーカー、

工務店選びの失敗。
その他、間取りの失敗(メーカーの制約がある規格住宅、注文住宅でも、研究が足らないで
設計した場合、※建築士の設計は、特に要注意

 

3,急に返済額が上がって住宅ローンを払えなくなったり、何百万も無駄に払ってしまう住宅ローン選びの失敗

 

4,急に請求されてお金の工面に走り回ったり、知らない間に50万も100万もドブに捨ててしまう諸費用の失敗

 

5,周辺からの騒音や悪臭、日当たりや風通しが悪い…住んで いるだけでイライラする土地選びの失敗

(by: 中川優也 住宅ローン, 住宅ローンに困らないマイホーム購入計画より 補筆、編集)

 「家つくり」くらい

誤解に満ちたものはない。

欠陥住宅を作った、業者の 大きな広告

 寿命の短い日本の家

住宅業界はレベルが高い

と錯覚されていますが、

実際は、国際的にレベルの低い監督官庁と、住宅業界、まったく批判能力のないマスコミ。

知識の浅い施主が、住宅の寿命を短くしています。

 

短寿命、体に悪い日本の建材は輸出されていません。

 

日本は世界から見て「ものづくり先進国」「超一流の工業国」というイメージがありますが、しかし、家に限っては全く逆、日本の工業製品の中でほぼ唯一といっていいほど、レベルの低い状態が続いています。