◆工事立会い
現場は、小まめに見る(隠れる箇所の工事の時期に注意、無断で変更する)。
基礎から建て前の期間の施工は最大注意。境界線を間違うケ-スもあり。
建築確認図面と実際の施工が違う場合は危険。
釘がはみ出したまま、材料を粗末に扱う、目に見えないところは、粗末な材料を使う、
手抜き、など、建築は、隠したら終わりの世界です。
寸法は、その都度自分で計る、業者を信頼していると何をされるかわからない。
建築中、雨の降る日に現場が材料を放置すると耐久性に影響します。
無責任な担当者はいます。
天井裏、床下、断熱材などの施工に注意、業者は数十ヵ所をかけ持ちしている。
目に見えない隠れる箇所、後から修理できない箇所は、業者の逃げ得。
仕事を急ぐ職人、業者は特に要注意。断熱材の施工は確認なしに次に進ませない。
隠してしまえば、終わりというのが業者の逃げ方。
業者は「直せません」「仕方がありません」「こんなものです」でごまかします。
こういう場合の対処には、情報力、知識力が大事です。
立ち会う箇所は、事前によく確認しておく、わからなくても現場に何回も行く。
工事中の写真はしっかり撮影しておく、裁判の時や見えなくなる場所の後からの
検証に役立ちます。
関係図面、打合せ時のメモ(書き取る)、見積り等は一括保管しておく。
私の場合、要求項目は100件以上でした。
こちらはメモしていても、業者が控えていないという場合もあります。
本当に、少し油断をすると、平気で間違ったことをします。
こんなことは、多分間違いなくするだろうという期待感は、一切なくすことです。
「間違って当たり前」の世界だと心得ることが正常な考えです。