wagaya jiman 施主が薦める家創り
◆最近の傾向
2014年4月の閣議決定「エネルギー基本計画」において、
「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに
新築住宅の平均で住宅の年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)で
ゼロとなる住宅(以下、「ZEH」という)の実現を目指す」とする政策目標が
制定されました。
ドイツの省エネ技術「エネルギー・パス」について欧州基準の「家の燃費」
EU加盟各国
では、建築物に対するエネルギー性能要求事項の最低基準の適用や、
建築物の新築、売買、賃貸借時におけるエネルギー性能評価書の取得と
提示などが義務付けられています。
床面積1㎡あたり◯◯kWh必要という形で数値化されており、誰でも簡単に
家の燃費を確 認することができるため、「家の燃費」が住宅の価値基準
として重要な判断要素となっています。
パッシブハウスとはドイツの「パッシブハウス研究所」が規定する性能
基準を満たす認定住宅です。 (一般社団法人パッシブハウスジャパン指導)
ドイツのパッシブハウスの基準は、世界各国の省エネルギー基準の中で
最も厳しいものの1つと言われ、 日本では新築で数軒、認定を受けられています。
この基準に挑戦する業者が現れてきています。
大手の工業住宅や、監督官庁の省エネ基準は、もはや古くなっています。
パッシブハウスの目的は 「CO2を削減すること」更に「エネルギーの使用は
極限まで減らしながらも、快適性は決して犠牲にしないこと」です。
パッシブハウスのリフォーム(EnerPHit)の基準
■住宅の性能として年間の冷暖房負荷が25kwh/㎡以下:つまり年間の冷暖房は、
床1㎡あたり25kwhしか使わないということです。
■一次エネルギー消費量120kwh/㎡以下:家電も含め給湯、換気、照明、エアコン等 に要する年間の一次エネルギー量が120kwh/㎡以下ということです。
◆省エネ効果のある高性能の家を作ることは快適性という意味で
効果がありますが、ゼロエネ住宅は、ゼロマネーではありません。
設備費と耐久年数を計算してみましょう。
初期投資に借金までする必要はありません。
--------------------------------------------------------------------------------------------
(最近というほどでもないですが)
断熱材は50ミリから100ミリへ、屋根断熱に注意。
ドアノブは球形からレバ-式に、フロ-リングの色はダ-ク調からライト系中心へ、
窓は一重窓から二重窓へ(次世代省ネネ基準では沖縄以外すべて二重窓へ基準が統一)
生産量は2倍増。
ドアは断熱ドアに、日本製のドアは、非常に高いです。
私は、これが理由のひとつで輸入住宅にしました。
外国のドアは取り付け方が、ちがいます。
トイレの大きさも、浴槽のサイズも拡大、風呂は、1418,1620,などの介護の
出来るだけ、広い大きいサイズに、デザイン的な風呂から老人が使いやすいタイプへと
変わりつつあります。
畳は琉球畳。フローリングの上に使えば、いつでも変えられます。
少し硬いですが、乾きにはよいです。
床下の正確な断熱材施工を、施工法によります。
食器洗浄器は20%の伸び(普及率は米国の1/10以下)洗たく乾燥機も普及。
床暖房は20%の伸び、床暖標準装備のマンションも増えてきています(ただし部分、
間違いです) 蛍光灯の電磁波が問題に、照明の明るさは、睡眠に関係します
2×4工法は20%の伸び、各社とも高機密高断熱が標準に。
家全体の換気システムが普及。(ただし、実際はスイッチを切っている家も)
100年耐久型住宅が主流に。
外灯は自動点灯。不燃性のカ-テン、防犯窓、耐震性強化など。
防犯窓は、ねじ山をつぶすこと。すぐはずされます。
耐震、免震設計。24時間換気(規則)
。