専門家でさえ、塩化ビニル樹脂が入った、まがい物の珪藻土を使っていました。
※塩化ビニル樹脂・・・発ガン性物質でプラスチック等の原料
まがい物の珪藻土しか置いていないホームセンターは少なくありません。
約60種の珪藻土があると言われていますから、プロでさえ本物かどうかを見抜けま せん。
全国の自然素材を扱っている会社に、本物の自然素材かどうかを自分の目で確かめ て確かめて歩くと、世の中で自然素材の住宅と言って建てられているもののほとん どが、全くのまがい物であるということが分かるようになりました。
ある会社のモデルハウスを見学したときに、入り口の看板には『自然素材の住宅』 と書かれているのに、室内壁には塩ビクロスで床には無垢のパイン材にウレタン塗 装をし、断熱材にはグラスウールを使っていると案内してくれた営業マンは顔色一 つ変えずに言っていました。
こういったモデルハウスは一つではなく、たくさんありました。
そして今では、私たちは同業者も相談に来る自然素材の専門家集団になりました。
『自然素材建築研究所』という組織を作り、あらゆる自然素材の効果測定を行ってい ます。
A5版65ページ一般の方々でも分かりやすいようにまとめた、自然素材の基本知識が 身につく教科書があります。
それが、『自然素材の教科書』です。
1、自然素材の代表 珪藻土に化学物質が含まれているという事実
2、無垢材にウレタン塗装がされているという事実
3、無垢フローリングと見分けが付かないほどの合板フローリングがある事実
4、一部に自然素材を使うだけで、自然素材の家と呼ばれているという事実
5、自然素材に似せた、石油化学製品が多く出回っているという事実
6、自然素材の住宅に、塩ビクロスが使われているという事実
7、自然素材を熟知している住宅会社が少ないという事実
著者 グランディアホーム株式会社 代表取締役 村上 仁
本の内容
はじめに
第一章 自然素材の住宅ここが間違い
第二章 今知っている自然素材が果たして本物か
第三章 プロの私でさえも、まがい物と知らずに使っていました
第四章 時間をかけて厳選した自然素材
第五章 自然素材の住宅会社はこうやって探そう
おわりに
1冊定価1,080円
『自然素材の教科書』は、写真の解説が多いのでイメージしやすく、内容も分かりやすく読みやすい本です。
教科書シリーズ第2弾『珪藻土の教科書(DVD版)』
▲『珪藻土の教科書』ダイジェスト版
『珪藻土の教科書(DVD版)』では、どんな事が言われているかを少しご紹介します。
珪藻土を室内に塗ると、なぜ結露が起きなくなるのかが分かる
珪藻土に樹脂(接着剤)が含まれているという事実
全国どこでも珪藻土は採掘できるが、調湿機能があるのは北海道産だけという事実
珪藻土によっては、せっかく塗っても結露が起きてしまうという事実
1%しか珪藻土が入ってない珪藻土が使われている事実
珪藻土に似せた、塩ビクロスが多く出回っているという事実
※塩ビ(えんび)クロス・塩化ビニルクロスの略称 合成樹脂(プラスチック)が原料 となっ ている内装材で、現在の住宅で最も普及している。
火災時の不完全燃焼によりダイオキシンを発生させることや、発ガン性があるとされてい
る。
珪藻土を熟知している住宅会社が少ないという事実
自然素材建築研究所のホームページより