専門家頼みの是非

   施工が悪い断熱材、隙間に注意。

上品さと地味くささは違います。

業者は、こういう色を好みます。


専門家頼みの是非

有名メ-カ-だから、一級建築士だから安心というほど信頼できる業界ではありません。 

自分の家も建てた事がないマンション住まいの建築士が一戸建の設計をやっています。

専門家だから業者だから知っているはず、と思うのは大間違いで意外と知っ ていません。

 

大企業の系列だから、知り合いの業者だから安心できると考えるのが一番危ない。

営業が親切とか、感じよいから、と言う理由で業者を選ぶのは危険です、契約の80%。

信じられるか信じられないかの二者択一でなく、どこまで信じられるかで判断することで

す。

 

業者は、保守的で惰性的に仕事をしています、新しいことに手間をかけたくない。

建築は、渡り商売、常に移動、後を振り返らない、同じ失敗をくり返しても反省しません

紹介した近所の家でも、同じ失敗をくり返して反省はしません。

業者は、建築物の施工作業者であって「すまい、生活の場」設計の専門家では、ありませ     ん。 

 

監理者や弁護士、専門家を利用して自分の味方をつけ、素人判断をしないこと。

インテリアデザイナ-は、相性や本人の好みに注意、色の心理については偏りがあり、

グレ-にこだわるインテリアデザイナーは、性格が暗く孤独、不安、逃避タイプが多い、

プロを使わない場合は、基本知識は必要。

 

壁床等の各部の色に関しては、業者の持参した狭い選択幅からは、選ばない様に、

安い、売れ残り品です。

カタログ見本類は、可能な限り最大限集めて十分時間をかけて検討しましょう。

日本人は、外国と違い、業者任せにするケースが多く、色に関心が低いです。

塗装は、普通の業者は、標準色しか使いません。

 

色は好みに片寄らず心理を研究することが先決、けばけばしい原色や暗い色は避けて、

バランスを重視、インテリアは建築の最終段階ではなく初期に決めること。

 

インテリアや、照明設計は業者が無料でやってくれますが、手直しを。

カ-テンや照明は、は予算が回らなくて、レ-スのみという事になりかねません。

  

フロ-リングの建て売り用などの安物は、表面がざらついてすぐ痛みます。

屋根のカラ-ボ-ドは数年で色あせ、耐水性が劣化、雨漏りをした場合特定できません。

 

カラ-鉄板は、さびに注意すれば20年以上は持ちます、屋根下に断熱材を十分使うこ

屋根下の断熱材はグラスウール換算で最低200mm以上ないと、暑い夏に対応でき

ません。

 

厚み(50センチ)のあるワラ屋根は、夏涼しいですが、瓦は暑いです。

アフリカの場合でも、ドイツは同じ厚さです。

ドイツの断熱材の厚みは50センチ(日本は50ミリ

 かやぶきの厚みを参考に。

 

夏の断熱対策は、手抜かりになりやすく。屋根下の断熱、冬の床下断熱は盲点に。

玄関の床下に断熱材を、タイルは体の熱を奪います、我が家はフロ-リングです。

 

床下断熱材の施工チェックは十分にしないと、施工時からだれている場合があります。 

 熱は壁、床、天井、屋根、窓から入り、逃げます。

 

断熱材の施工は、必ず、チェックを、断熱材のない部分や、隙間は断熱性能を下げます。

隙間で室内から外が見えていたこともありました。

外国では、チェックしない限り先に進めません。

 

ある家つくりをアドバイスする団体の「家つくりチェックシート」には、上記のチェック

は、ありません。施工前の位置確認のみです。

  

引き渡し直前の傷、不具合のチェックは十ニ分にすること、見逃しやすく、仕上がりの

重要点です。かなりシビヤにしないと後悔します。

十ニ分にチェックしたつもりでも、必ず見落としがあります。

完成ま近じかで、うれしくとも、心を鬼にして。

 

住宅に関するセミナーもよく考えないと、安易な内容では、実際の家創りには、

ほとんど役に立ちません。

金額から見て安い講座は、ある種のものに誘導するためです。

神がかりの講座で、NPOを隠れ蓑にして、ヤシのような講演を毎回してるところが

あります。

 「家つくり」くらい

誤解に満ちたものはない。

欠陥住宅を作った、業者の 大きな広告

 寿命の短い日本の家

住宅業界はレベルが高い

と錯覚されていますが、

実際は、国際的にレベルの低い監督官庁と、住宅業界、まったく批判能力のないマスコミ。

知識の浅い施主が、住宅の寿命を短くしています。

 

短寿命、体に悪い日本の建材は輸出されていません。

 

日本は世界から見て「ものづくり先進国」「超一流の工業国」というイメージがありますが、しかし、家に限っては全く逆、日本の工業製品の中でほぼ唯一といっていいほど、レベルの低い状態が続いています。