浴室の注意点

デザイン性のある浴槽は

曲線デザインの浴槽は、浴室全体が狭くなり、価格も高くなります。

デザインにとらわれると失敗します。

浴槽内で座るタイプは、足を伸ばして湯につかるという機能をなくします。

シンプルなタイプが安く、機能的です。

内側寸法を測り、確認しましょう。

わずか2センチ狭くても、いやな感じで、ずっと我慢しなければなりません。

私の場合まさかこんなことはないはずと思っていたら、以前使っていたタイプと比較して

2センチ狭くなっていました。

壁と一体になっていないタイプには注意。

最低限の介護スペースも確保を!

 

細かな仕様変更ができる場合があります。

浴槽の蛇口は浴槽側につけると、邪魔になります。中間の、併用型にする。

寸法は1418タイプが標準的な大きさです。

 

自動お湯はりや追い炊き機能が付いたタイプは

パイプ内の汚れが問題になります。

 

風呂をタイル張りにすると

 後でカビの掃除に困るだけでなく壁内結露で壁の中を腐食させます。

 タイルも、風呂の開口部(窓)も、広いと冬に寒くなります。

 掃除も大変です。

   

 バスル-ムは絶対タイルにしないことです、ユニットバスが一番良いですが、

 雑誌などのイメージを再現したくて、1度はタイルにという病に陥ります。

   ユニット型が汚れにくく、掃除がしやすく、安く一番落ち着きます(経験上の問題)。

 

   タイル、大理石張りの風呂:寒い、冷たい、目地が汚れる。

                                 タイル、大理石信仰の弊害。  

金持ちがタイルの床にして冷たいので床暖房にしたという話も、

タイルはオイルで磨かないといけません。

 

   展望窓のある風呂:寒い、結露しやすい。体に悪く、脳梗塞を起こした人もあります。

          防犯上の問題があります。

              窓はあっても出来るだけ小さいほうが良い。

 

眺めのために大きな窓

健康上も、快適な浴室に対しても逆行します。

断熱性が落ち、冬寒いです。

防犯上も悪く、眺めは3日で空きます。

こういうのを望むタイプは、住宅運の悪い人です。

窓は最小にして、欲張らず、リラックスの場にしましょう。

 

「追いだき」タイプの風呂の盲点

 浴槽の湯を毎日替えても「追いだき配管」の中には前日の湯が残っています。

 ある調査では、

3日間、お湯はりをしないと追いだき配管の中の

配管の中は沈殿し付着した「入浴剤」に雑菌が繁殖します。

 

浴室乾燥機の是非浴室の乾燥機は、浴室の為のもので洗濯乾燥には向きません。

乾燥は、専用機に比べ倍の時間かかります。

音もうるさく、リラックスする浴室に目障りです。

  

 「家つくり」くらい

誤解に満ちたものはない。

欠陥住宅を作った、業者の 大きな広告

 寿命の短い日本の家

住宅業界はレベルが高い

と錯覚されていますが、

実際は、国際的にレベルの低い監督官庁と、住宅業界、まったく批判能力のないマスコミ。

知識の浅い施主が、住宅の寿命を短くしています。

 

短寿命、体に悪い日本の建材は輸出されていません。

 

日本は世界から見て「ものづくり先進国」「超一流の工業国」というイメージがありますが、しかし、家に限っては全く逆、日本の工業製品の中でほぼ唯一といっていいほど、レベルの低い状態が続いています。